テールランプLED化

来るべきHID化に向けての省エネ工作第一弾です。


製作に当たって

・超高輝度赤色LEDを使用する

・電圧変動に耐える為、CRDを使用する

・何かあったら直ぐ電球に戻せる仕様とする

・後続車を眩惑しない程度の輝度とする

・CB400SFっぽく二眼にしてみる


用意したもの
OSHR-5111A-TU
OSHR-5161A-QR
12000mcd・7000mcd超高輝度赤色LED
秋葉原の秋月電子通商にて購入
OSWT-5161A 6000mcd超高輝度白色LED
同じく秋月電子通商にて購入
ナンバー灯用
5mA・15mA定電流ダイオード(CRD) 秋葉原千石電商にて購入
ユニバーサル基板
放熱用シリコン
LEDの足 放熱用、〃
ヒートシンク 手持ち
抵抗
銀色カッティングシート 10*50cm 余る。


まずはブレッドボード上で試してみます。
12000mcdの方はそのまま使うと指向性が高すぎ、直視するとかなりの眩しさです。
なので全体をヤスリで削って擦りガラス状にし、指向性を下げて使うことにします。


そして電圧降下試験。
右側が抵抗で組んだもので、左側がCRDを使用したものです。
10V辺りまで電圧が下がってもほぼ輝度が下がらないようにLEDの数を決めました。


LEDの実装パターン案はこんな具合です。
ピンクがテール時、赤がストップ時です。
テール時は5mA、ストップ時は15mA流すことにします。
尚、テール用のLEDもストップ時には15mAでドライブするようにします。

ここまで出来れば後は


基板を切って


反射用のカッティングシート貼って


実装!
結構綺麗に出来ました。(ナンバー灯用の白LEDが未だ未実装)
原案よりLEDの列が1列少ないのは、思ったより縦方向の余裕が無かった所為です。設計ミスとも言うw

ちなみに、LEDは足が放熱器の代わりをしているらしいのでスペーサーを入れて高さを出してます。


上にレンズを置いてテスト。いい感じ。


最後に簡単なステーのような物を作り、少量のホットボンドとレンズを留めるビスの共締めで固定します。
ホットボンドは力を入れれば直ぐに剥れるので、いざとなったら電球にも直ぐ戻せます。


完成!


テール時


ストップ時


ノーマル時5W/21Wだった消費電力が、

ストップ時 2.52W =12V*15mA*12列+12V*15mA*2列(ナンバー灯)
スモール時 0.72W =12V*5mA*6列+12V*15mA*2列(ナンバー灯)

となり、8割位節電できました。

輝度も上がり、LEDなのでブレーキスイッチを押してからの反応速度も抜群。
SF風の二眼発光もお洒落!(自画自賛!)

なんとも自己満足ですが、結構良い物が出来たと思います。

今回は普通のパターンで発光させてますが、やろうと思えば"EN"の文字パターンで発光させるとかも出来ると思います。
レンズを削らないと綺麗に文字が出ないかもしれませんが・・・。

回路設計にあたり、Gizmoさんのサイト、


Gizmo with SRX

を参考にさせて頂きました。

戻る
inserted by FC2 system